インド占星術について

インド占星術とは

インド占星術(ジョーティッシュ)は、古代インドの叡智に基づく占星術です。誕生時の惑星配置(クンダリ/出生図)を用いて、人生の運命・性格・カルマを読み解きます。西洋占星術とは異なり、恒星基準のサイデリアル方式を採用し、月を特に重視。9惑星(ラーフ・ケートゥを含む)と12ハウス、27ナクシャトラを基に、人生のタイミングや課題を詳細に予測します。

インド占星術の特長

インド占星術の最大の特長は、月の位置を重視し、27のナクシャトラ(月の宿)を用いる点です。これにより性格や心の傾向を細かく分析可能。ダシャー(惑星周期)システムで人生の時期を予測し、カルマや前世の影響を考慮。西洋占星術より予測精度が高く、結婚相性(クータ)や適職・健康・ムフールタ(吉時)選びにも活用されます。

ナクシャトラについて

ナクシャトラとは、黄道を27等分(各13°20′)した月の宿(星宿)のことです。月が約27日で一周することから生まれ、個人の心の性質や潜在能力を表します。各ナクシャトラには支配惑星・神・シンボルがあり、誕生時の月の位置(ジャンマ・ナクシャトラ)が性格や人生目的に強く影響。相性診断やダシャー計算の基盤にもなります。

やさい占いとインド占星術

本サイトの「やさい占い」では、インド占星術のナクシャトラによる性格診断を用いいて、「やさいキャラ」そのものの設定や基本性格、恋愛傾向、仕事運などに応用しています。

インド占星術は西洋占星術などと同じく、ハウスを用いたかなり詳細な占いが可能な占星術ですが、やさい占いではなるべく易しく、基本気質を掴むことを優先して、ナクシャトラのみを使っています。

ナクシャトラでアーユルベーダのドーシャを特定できるわけ

ナクシャトラ(27の月の宿)でドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)を特定できる主な理由は、アーユルヴェーダとヴェーダ占星術が密接に結びついた伝統に基づいています。

  • 月の位置が心身の基盤を表す:インド占星術では月(チャンドラ)が心・感情・潜在意識を司り、誕生時の月のナクシャトラ(ジャンマ・ナクシャトラ)が個人の本質的な性質を最も強く反映します。アーユルヴェーダのドーシャ(ヴァータ=風・空、ピッタ=火・水、カパ=水・土)は、体質・気質・健康傾向を決める根本エネルギーです。
  • ナクシャトラの質的対応:各ナクシャトラは支配惑星・神・属性(グナ、タマス・ラジャス・サットヴァ)を持ち、これらがアーユルヴェーダのドーシャ要素(空気・火・水・土)と対応します。例えば:
    • ヴァータ寄り(動き・乾燥・不安定):アシュヴィニー、ムリガシーラなど風の性質のナクシャトラ。
    • ピッタ寄り(熱・鋭さ・変革):クリッティカー、ウッタラ・パールグニーなど火の影響強いもの。
    • カパ寄り(安定・重さ・蓄積):ローヒニー、ウッタラ・バーードラパダーなど水・地の性質。
  • 精密な性格・体質診断:月がナクシャトラを通過する速度・位置から、心の傾向やドーシャの優勢が細かく読み取れ、人生の課題や健康予測に活用されます。ラシ(12星座)だけでは捉えきれない微妙なニュアンスを、27分割のナクシャトラが補完するのです。

これにより、ナクシャトラは単なる「星宿」ではなく、アーユルヴェーダのドーシャ理論と統合され、個人の「プラクリティ(本質体質)」を特定する強力なツールとなっています。

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